今日は、世間で賑っている言葉
「ニート」と「フリーター」について
ちょっと書いていこうかなって思います。

実は今まで、あえてこの話題には
触れないようにしていました。
これには、ちょっとした理由があって
触れていませんでした。
しかし、いろいろと思うこともあり、
心を鬼にして書きたいと思います。

こないだ、杉村大蔵がこんな言葉を言っていました。
『ニートもフリーターも国会議員も紙一重。』
その通りだと思う。
私だって、「紙一重」だもん。

たまたま就職が無事に決まったから
会社員をしている。
もし、企業の内定が貰ってなかったら
私だってフリーターになっていたと思う。

誰にでも起こりうる事。これがフリーターです。
だからこそ、人事だと思えない。
特に、私の周りにいる人については・・・。

まず、才能ある/ないに関わらず
夢に向かうためにフリーターしている人は、
頑張れる目標があるので、
ある意味、会社員で働きながら
学校とか通っているよりは、素敵だと思います。
何故か、それは自分のやりたいことに突き進めるから。

私なんかは、会社との兼ね合いを計算しながら
やっているので結構、辛いです。
予定とかも会社に合わせなくてはならないからね。
(ましてや沼津に住んでると、東京に出てくのも一苦労。)

私からすれば、羨ましいよ。



目標を持っているニートやフリーターじゃなくて
目標を持たないニートやフリーターに私は言いたい。

こうゆう人達って、多分、どこからしら
生活環境で苦労をしてきている人が多いだろうと思う。
(生活環境の苦しさって人によって違うから、
 親とかも気付かない、
 自分にしかわからない苦労を味わっている。
 ・・・つまり、ナイーブな心を持っているんだと思う。)

だからこそ、何かを始めたい気持ちがあっても
始められず、逃げようとしてしまう。

でも、私はここで言いたい。
『逃げてはいけない。』っと。

逃げてしまったらそこで負けだから。
いつまでも逃げていても世の中は変わらないし、
自分の世界に引きこもる一方だと思う。

ここで、自分の気持ちを抑えて
覚悟を決めて進むことも必要だと思う。

どこかで、その生活を止めなかったら、
絶対後悔すると感じます。
後悔した時では遅いと思う。
(後悔に関しては、私の経験上そう思う。)


社会人になって、半年が過ぎ、
いろんなものを見てきたよ。
会社の内情や外情。
世間的な大人の目線。
様々な出来事が起こった。
学生の頃の態度ではいけないとか学んでるよ。
まぁー、基本的に反骨精神の
剥き出しは変わらないけど。(笑)

確かに逃げたくなる気持ちもわかる。
社会ってよく解からないところだし、
『それって、意味あるの?』ってこともよくある。
私は幸いにして、職場環境に恵まれていますが、
休みも取れないとか、
お局様がいたりとかも現実的にはあるからね。
不安は誰だってある。

けど、一度も見たことがないのに
最初から諦めてはいけないと思う。
もし、職場環境に合わなかったら
変わればよいんだから。
もっと、働くってことを
ラフに構えれば良いんだよ。

それだけじゃないかな。

身構えちゃうから働きたくなくなるのよ。

目標や夢がないっていうけど、
とりあえず働いてみたら
やりたいことが見つかるんじゃない。
本当にやりたいことを見つけるなら
自分の視野を広げることだよ。

職業を選ばなければ
仕事って意外とあるし。
例え、自分が希望した場所と
違う仕事をしていても
案外、働けるもの。
それが、自分にとって
好きかどうかは別として。
これは営業からチェンジして
設計になった私が言うのだから
間違いない。

この今の世の中を考えると
一年でも働いているのと
働いてないのでは印象は違う。
日本人は仕来りや儀式に
重んじてきた歴史がある以上、
消えないことだよ。

いくら世の中が変わっても一緒だべ。

ここらで重い腰を起こして、
働き始めてみるのも悪くないよ。
追い込まれるのは自分だよ。

・・・言葉が悪いかもしれないけど。
面倒臭いで今は片付けられたとしても
後々に面倒臭いでは片付かなくなるよ。

自分で冷静に見つめられる目を
フリーターの人達って持ってると思う。
だからこそ、自分の置かれている状況も
理解していると思う。

後、もう一歩。
荒波に揉まれる勇気と覚悟を!




国会議員や大人とかは、
ただ、責任の擦り付けあいや「大変だー!」
って騒いでいるだけだから全くニートやフリーターには
伝わっていない。
制度や企業の人為不足などの
数字だけでモノをいうのではなく、
自分達の経験や感じたことを素直に述べれば
伝わるんだと思うよ。
それがないから増える一方なのではないかと私は思います。

ということで、今日は書かさせていただきました。
きついことを書いたちゃったね。
思わず力が入っちゃった(笑)

これには理由があるんだ。

私にとって滅茶苦茶、大切な恩人であり親友であり好きな人が
ニートとフリーターの間を行ったり来たりしているんだ。

本当は良い奴なの。

いつかは動きだすから
当分の間は見守ろうと決めてた。


だけど…動こうとはしなかった。
それ見てたら
どうしたら良いのか解らなくなっちゃった。
人のことだけど他人って思えないし
けど、どうしたら良いのか解らないし。
もう最終手段。

私には文句を言うことくらいしか所詮、ないから。
日記にぶちまけた。

見守られる我慢がなくて
ごめんなさい。
これが私から伝える最後の言葉だと思う。
嫌われるの覚悟で書いてるから…。


…これで今年も寂しいクリスマスだな。


※これはあくまでもSUGGYの個人的な意見です。


参照:
ニート—フリーターでもなく失業者でもなく
(著:玄田 有史 &曲沼 美恵)